2005年03月06日

告白的女優論 戒厳令(吉田喜重)

先頃ついに閉館してしまった、濱マイクの横浜日劇に象徴されるけれども、DVDやビデオの隆盛とシネコンの進出により、「スクリーンで普通に映画を見る」機会がどんどん減っていっている。そんな中美術館が映画上映に積極的になってきている。

例えば、武蔵小杉にある川崎市民ミュージアムでは、今年の4月から定期的に土日で映画上映をスタートさせるという。

てことで、今は特集上映をやっているそのミュージアムに行ってきた。
(等々力競技場の奥の方にある。)
見た映画は吉田喜重の2本。
z001.jpg
昔はなんとなく見る気がしなかったATG周辺の観念的な映画。
90年代に、60、70年代のリバイバルのブームがあったのだが、何か後ろ向きな気がして手が出なかったジャンル。
今やっと色メガネなく普通に見る気になった。

「告白的〜」を見ると、吉田喜重は今見ても全く古さを感じさせない、現在性のある監督で新鮮だった。
女優も綺麗なままスクリーンに収められている。
ただ、浅丘ルリ子、岡田茉莉子、太地喜和子はギリギリ分かるけど赤座美代子、有馬稲子とかになるとチト名前しか分からなかった。
「戒厳令」はあの2.26の黒幕と言われた北一輝の話。
事件そのものよりも個人の内面を詳細に映像化しつつ、それを巧みに形式化していた。

両方共、シベ超を見た2日後に見る映画じゃあないよなと思ったけれども
posted by Hachimitsu at 23:32| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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